


■内容
「流星痕」とは、比較的明るい流星が通ったあと夜空に残る軌跡を指します。
前作『一蓮托生』では、仏教に根差した生まれ変わりの世界、極楽浄土を表現しました。
それに対して、この『流星痕』は、愛する人と今を生きる、この大切な時間が永遠に続いて欲しいという願いを表現した作品です。
『一蓮托生』のカラー構成に対して、『流星痕』はモノクロ構成としています。
これは、基本的に「将来」であったり、「自分でない何か」について、比喩的に表現する際にはカラーを使用しており、一方で、現実であり、実際に自分たちが歩いた道については、過去に点在する瞬間を表現するものとしてモノクロ構成としています。
作品タイトルは、愛する人と過ごす時間を流星、写真をその痕跡に例えて、『流星痕』と命名しました。
こちらから、作品スライドショーをご覧いただくことができます。
https://youtu.be/oglk29VuHG4
■概要
2017年キヤノンのフォトグラファーズセッション「その後のファイナリスト」最優秀賞選出作品。
加藤ゆか=著 A4モノクロ 並製 80頁
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